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周囲の説得 112件

自己を磨く

橋沼 黎( 都立総合芸術高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イモラ音楽院
  • イタリア
  • ローマ、フィレンツェ、ボローニャ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

日本人に限らず、外国人でも、師弟関係や上下関係で自分が泣く泣く引き下がり、自分の思う楽な方へとどんどんどんどん逃げてしまう人は沢山います。 自分は音楽をするとき、自分の解釈や自分らしい音に関してはとても繊細に扱っています。 今回の留学で自分は、かなり目上の人による精神的なダメージを受けました。そこで、他の友達にすがって”楽な方”へと逃げることはいたって簡単でしたが、ここは自分を磨くためにと、自己の判断を大切にしました。結果、以前の自分よりもより自立力と精神力が上がったという実感があります。 勿論、先生や目上の方の言うことはとても理にかなっていて、正論ばかりで、自分のためになることは多々あります。ですがそんな意見でも自己を忘れないためにも一歩立ち止まって、”自分のやりたい本当こと””自分が本当はやりたかったこと”を考えてみる必要があると思います。 目上の人の意見:自分の意見 で考えるのであれば10:0はあり得ないと思います。 せめて自分の意見の比率を1にでもすることが大切だと思います。

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「Say something」「Ask help」と言ってくれた友達たちが私の行動を変えてくれた!

ゆーか(獨協大学/ 千葉県立船橋東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Serve the City, Krogerup Hojeskole, Crossing Borders, A Fairer World
  • オーストラリア・デンマーク・ベルギー
  • ブリュッセル・コペンハーゲン・タスマニア
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学中に直面したもう1つの大きな壁は言語と表現力でした。元々はハッキリと物事を伝える性格ですが、なかなか英語では伝えられなかったり、言い回しを知らずストレートな強い言い方になって失敗したり、言いたいことを思うように伝える事ができない経験を何度も繰り返した結果、萎縮して口数がとても減ってしまった時期がありました。口数が減り、ヘラヘラ愛想笑いをして、自分の意見を言わない、普段と全く違う私の姿に心の中では焦っているものの殻を破れずに悩んでいました。そんな時に仲良くなったインターン先のジョージア人の友達が繰り返し言ってくれた言葉がありました。 友人「ゆーかはごめんとありがとうを言い過ぎ。なんでそんなに過剰に言うの?謝るようなことしてないし、お礼をたくさん言われることもしてない。当たり前のことをしただけだよ。相手の反応を気にしてビクビクしてる。Say something (なんでもいいから言ってごらん)。」 確かにこの時の私は、何かしてもらうと、異常なくらいありがとうと言ってました。周りの反応が怖かったです。その言葉で少し言葉を発してみようって思いました。そんな時にウイルス胃腸炎になって1週間寝込みました。病院まではジョージア人の友人に付き添ってもらい家まで送ってもらいました。その後、治るまで外に出れずほぼ何も食わずで過ごしていました。胃腸炎が治ってインターン先のオフィスに言って、休んでいた理由をインターン仲間のネパール人の友人に話すと怒られました。 「なんで何も言わないの?知ってたら買い物とかしたのに。Ask Help (人を頼って)。」 昔から忍耐力はものすごくあるのですが、それが裏目に出て人に頼ることができなかったんです。自分でどうにかしなきゃって。でもこの時から少しずつ自分を変えることを意識して状況が変わりました。

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最後は自分の意思

ぜんちゃん(西九州大学/ 学校法人 神村学園高等部 保育科)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Treetops Montessori School
  • オーストラリア
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

長期の留学に対してあまり良い返事がもらえませんでした。 学校の交換留学に対しても良い返事がもらえなかったため、なぜなのかしつこいくらいに質問をしました。 私の両親の場合、第一に治安。その次に留年(休学)はダメということでした。 治安に関しては、両親の価値観(偏見)次第だと思ったためいくら私が様々な情報を提示しても頷きませんでした。 留年(休学)に対してはゼミの先生と話、”卒業論文の調査のため”ということで単位を認定していただくことを許していただき、クリアできました。(他にも教育実習を帰国後にずらしていただきました) 両親の第一の問題である治安ですが、「両親も行ったことがない為本当に危ない国なのか留学を通して自分の目で確かめてくる」という言葉に折れたのか、説得することができました。 本当に行きたいという気持ちを全面に出し続け、意思を示し続けることで道がひらけてくるのかなと思います。

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人間関係を広げたい

s(熊本大学/ 熊本県立済々黌高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベンディゴ TAFE
  • オーストラリア
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

私はTAFEという専門学校に在籍して学んでいたのですが、少人数クラスで、自分とは年齢も離れた生徒ばかりということで、人間関係を広げることができず、何か物足りなさを感じていました。そこで、近くの大学のサークル情報をfacebookで見つけ、実際に連絡を取ってみました。すると、。大学外の人には、参加を通常認めていないようでしたが、ご厚意で入れてもらえることになりました。その後、現地の大学生との交流もすることができ、自ら行動に起こすことで、現状を変えることができると学びました。

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5コミュニティ理論!

大森真史(京都大学/ 三国丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立台湾大学 園芸景観学系
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

5コミュニティ理論は私が経験から独自に編み出した理論です。簡単に言うと5つ以上のコミュニティに属しなさいという理論です。現代社会において人間関係は生きていくうえで非常に大切です。しかし、ときには人間関係のせいで自分が傷ついたり落ち込んだりすることもあります。もし1つのコミュニティにしか属していないとすると(例えば研究室だけ)、研究が上手くいっていないときはモチベーションが下がり続けてしまいます。複数のコミュニティに属していると、あるコミュニティでうまくいかなくても違うコミュニティで頑張ったり、励ましてもらえることもあります。コミュニティといっても研究室やサークルだけでなく、日本の家族や友人と定期的に連絡を取ったり、ネット上で友達を作ったりするのも1つのコミュニティだと思います。5つ以上コミュニティがあれば困ったときにはきっとどこかで誰かに助けてもらえます。私も当初は研究室しかコミュニティがなかったのですが、友達とジムに行ったり、テニスをしたりして気分転換していました。

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一歩踏み出し声をかける

みお(筑波大学 大学院/ 普連土学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボルドー大学 Master Biology, Agrosciences, フランス国立農学研究所 INRA Bordeaux
  • フランス
  • ボルドー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学前にも、日本に来た留学生と話したり遊んだりする機会が多かったので、あまり友達作りについては心配していませんでした。 しかし現地に行って思い知らされたのは、「現地の人々が日本文化や日本人に興味があるとは限らない」ということ。こちらから話しかけたり、話題を振ったりしなければ友達はできません。ニコニコするだけではいけないと思い、勇気を出してラボメイトや語学クラスのクラスメートに話しかけることで、仲良くなることができました。

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時間がかかった家族の説得

千葉 朱華(北海道教育大学/ 北海道札幌開成高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルゲン大学 心理学専攻
  • ノルウェー
  • ベルゲン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学したいという思いを持ち始めたころ,私は家族に留学を反対されていました。同じ学年の友人たちは就活モードに切り替え,私自身も「法務教官」というやりたい職業は決まっていたので,家族には「やりたいことが決まっているのに,なぜ今更留学に行くの?」と言われました。それに対し,私も「たしかにそうなんだけど,留学に行きたいから!」の一点張り。しかし冷静になって考えてみると家族の疑問は的を射ていて,当時の私は「なぜ行くのか?何をしに行くのか?」という納得できるような論理的な説明は一切できませんでした。それから私は,自分自身に「なぜ留学に行きたいのか?」「留学に行って何を得たいのか?」を問い続けました。そして,そこで出た答えを家族に粘り強く話すようにしました。留学について毎日考え,トビタテにも応募することを決めた私を見て,家族も私の本気度を感じ取ってくれていたようです。それから私が抱く矯正教育に関する夢について話した時も「もしかしたらできるかもしれないよね!」と言ってくれるようになりました。自分がやりたいと思ったことに対し,どうしてやりたいのかを自分のことばで説明できることは実現への第一歩であり,誰かに応援してもらう第一歩でもあるんだと気づきました。

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コロナ渦での帰国するかどうかの決断

たおだ(京都工芸繊維大学/ 滋賀県立膳所高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ケルン応用科学大学
  • ドイツ
  • ケルン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は、コロナの影響で、大学から帰国要請が出るなかで、現地に残ることを決め、1年間ドイツに残ることにしました。大学側の説得はもちろん、特に家族への説得をすることは難しかったです。現地の状況をしっかりと伝えることから始まり、なぜ残らないといけないのか、残らないとできないことは何かと改めて留学計画と内容を見直すし、相手に伝えることをしました。どのような状況でも、相手に伝えることを諦めなければ伝わることがあると思います。

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友達がなかなか出来ない

夏目 絢太(法政大学/ 横須賀市立横須賀総合高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学デイビス校
  • アメリカ合衆国
  • デイビス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私はオリエンテーションの始まる大体2週間程度前の9月の上旬に、留学先であるデイビスに到着しました。オリエンテーションまでの間は予定も立てず、何かすることがあるだろうと楽観的に考えていました。しかし、そんなうまくはいきませんでした。シェアハウスのハウスメイトは、授業が始まるまでの間は実家に戻っているかデイビスでバイトをしている人しかおらず、なかなかハウスメイトと遊ぶ時間がありませんでした。ハウスメイト以外の人は全く知らず、時間を持て余してしまい、気が滅入っていました。その経験を原動力とし、授業が始まってからは友人をいっぱい作ってやろうという気持ちで、オリエンテーションや授業では積極的に他人に話しかけることを心がけました。そのおかげで、一緒に勉強したりエッセイを添削してくれる友人、旅行に一緒に行ける友人、お酒を一緒に飲める友人ができ、学業・私生活共にとても充実した日々を過ごすことができました。

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熱意を伝える

塚田 裕弥(宮崎大学/ 鹿児島県立国分高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パデュー大学 教育学部
  • アメリカ合衆国
  • インディアナ州
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

今回の交換留学は大学4年次に行った。本来であったら大学3年次に行いたかったが、金銭の関係で家族の承認を得ることができずに、諦めかけていた。しかし、その後にトビタテ留学JAPANの存在を知り、家族に自分の熱意と想いを時間をかけて何回も伝え、合格することを条件に長期留学の承諾を得ることができた。就活の面接でも面接でも、しっかりと自分の思いを論理的に説明することで想いが伝わった。

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