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先輩たちの体験談 ファッションを通じて人の役に立ちたい! ロンドンで見えてきた社会問題とビジョン 神奈川県立横浜国際高等学校 3年 大塚桃奈(スポーツ・芸術コース) イギリス

あなたの留学計画を教えてください

世界各地から集まった学生と共にファッションについて学ぶため、多くのデザイナー・アーティストを輩出した世界トップレベルのロンドン芸術大学(イギリス)にて、高校生向けのサマープログラムに参加しました。コースを通してファッションデザイン・スタイリング・メディア(フォトグラフィーやブログの書き方)やポートフォリオ作りの基礎を身につけました。

授業風景

最も大変だったこと、つらかったことは?

高校で姉妹校交流や留学生のホスト受け入れを盛んに行っていたため、異文化交流は得意としていましたが、留学先の最初のコースでクラスメイトと馴染むことが一番大変でした。イタリア・スペインからの生徒が大半で、同じ国同士で母国語を話しており輪の中に入りづらく感じました。同じクラスに台湾から来た子がいましたが、彼も輪に入りづらいようで、アジア人という人種の壁を実感しました。しかし、つらかったのは最初だけで残りのコースではクラスメイトとすっかり打ち解け、放課後にショッピングや美術館巡りをして楽しみました。

最も楽しかったこと、感動したことは?

大学外にある18歳から25歳までのスペインキリスト系の女子寮での生活を通じて、友達がたくさんできました。その中でもフランス人のザラとはとても仲良くなり、日本料理を一緒に食べに行ったり展覧会や夜景を一緒に見に行ったりしました。私が帰国する際には、展覧会で見た写真が入ったポストカードに、私たちのイラストを描いたお手紙をくれ、感動しました。

寮の友達を抹茶でおもてなし

留学を通じて成長したと感じていることは?

留学を終えて成長したことの一番は自分力だと感じます。留学に関する手配をエージェントに頼らず全て自分で行い、寮にステイしていたので毎日自炊、週末には洗濯を自分でこなさなければなりませんでした。新しい環境に一人で飛び込んでいくのは心配事が多かったですが、この留学を経験し自分の自信にも繋がりました。また、イギリスにいる間はイギリスでしかできないことを沢山経験しようと思い、授業以外でも美術館やミュージカルなどイギリス文化を肌で感じるよう心がけました。そして帰国した今では、「今しかできないことは今やっておこう」と考えるようになり、価値観が変わりました。

これから何をしていきたいですか?

留学に行く前までの私の夢はファッションデザイナーになることでした。しかしこのプログラムの参加をきっかけに、途上国での労働問題や服を作る上での環境問題など様々な問題を知り、ただ人を魅了するファッションを作り上げるのでなく、ファッションを通して人の役に立つことをしたいと思うようになりました。帰国後は、フェアトレードについて学ぶため講座に通い、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトのボランティ活動に参加するなど、現状を変える力になろうと少しずつ輪を広げています。大学ではファッションが関わる問題点、服が及ぼす環境問題や、労働につながる貧困問題について勉強をし、それらの問題を解決していく人材となっていきたいです。

コースで知り合った友達と最終日に

留学やトビタテ!への応募を考えている後輩へのメッセージ

留学を通して学ぶこと・得るものは本当に沢山あります。コースを通して得た知識以外にも、コース外で行動を共にした友達、風景、その時感じた雰囲気は忘れられない財産となりました。慣れない土地に行くのはもちろん辛いこと・大変なことはありますが、それ以上に達成感は大きいです。トビタテ生として帰国後自分が何を学び、どう社会に貢献できるかが最大のポイントだと思います。私はトビタテがきっかけでただ単に人を魅了するファッションを作り上げるだけが大事なことではないということに気づくことができました。これから留学を考えている人は、ぜひトビタテにチャレンジして、今しかできないことを沢山経験してください!

コース最終日にみんなで

rollup